トップ > 日本ならではの漢字文化で作られたステキな四字熟語

日本ならではの漢字文化で作られたステキな四字熟語

日本の文字文化で、世界では難し過ぎると言われる漢字でかっこいい意味や響きの四字熟語をご紹介。

日本ならではの熟語

日本語で定番の、漢字が連なって作られる熟語。

その中で、四文字並んで語呂もよく、かっこよく見える四字熟語の数々をご紹介。

紫電一閃【しでんいっせん】

事態の急激な変化の形容。研ぎ澄まされた剣をひと振りするとき、一瞬ひらめく鋭い光の意から。「紫電」は研ぎ澄まされた剣をひと振りするときにひらめく鋭い光。「一閃」は一瞬のひらめき。さっとひらめくこと。

天衣無縫【てんいむほう】

無邪気で飾り気のない様子。
詩歌に飾り気がなく、しかも美しいこと。
天女の衣には縫い目がないという伝説から。『霊怪録』郭翰。

不撓不屈【ふとうふくつ】

強い意志を持ち、どんな困難にも負けず、くじけない様。
同様の意味で「不屈不撓(ふくつふとう)」とも。

疾風怒濤【しっぷうどとう】

疾風怒濤とは「激しく吹く風と激しく荒れ狂う波」「時代や社会が激しく変化すること」という意味を持つ四字熟語となっています。
疾風の意味は「強く激しい風」怒涛の意味は「荒れ狂い逆巻く波」となっており、この二つの組み合わで成り立っています。

抜山蓋世【ばつざんがいせい】

山を引き抜き、世界を覆いつくすほどの力という意味。中国古典「史記」で、項羽の辞世の句、「力、山を抜き、気は世を蓋う」という言葉から来ています。

廓然大公【かくぜんたいこう】

心が何のわだかまりもなくからっと広く、少しの偏りもないこと。君子が学ぶべき聖人の心をいう語。また、聖人の心を学ぶ者の心構えをいう語。
「廓然」は心がからりと広いさま。「大公」は大いに公平で私心のないこと。「大」は「太」とも書く。

風光明媚【ふうこうめいび】

自然の眺めが清らかで美しいこと。また、そのさま。
「風光」は自然の眺め・景色。「明媚」は清らかで美しいさま。

不倶戴天【ふぐたいてん】

対峙する相手の存在自体を決して許せず、生かしておくことができないほど強い憎悪や遺恨、またはそのような仲という意味の四字熟語。
「不倶」は「一緒にできない」「戴天」は「同じ空の下に存在する」という意味。
「あの男は俺にとって不倶戴天の敵だ」のように使う。

嘯風弄月【しょうふうろうげつ】

自然の風景に親しみ、風流を好んで楽しむことを表す四字熟語です。
【風に嘯(うそぶ)き月を弄(もてあそ)ぶ】と訓読みされます。

風林火山【ふうりんかざん】

風林火山(ふうりんかざん)は、甲斐の戦国大名・武田信玄の旗指物(軍旗)に記されたとされている「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」(疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し)の通称である。

「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」の句は、『孫子』・軍争篇第七で、軍隊の進退について書いた部分にある文章を、部分的に引用したものである。すなわち、

「故其疾如風、其徐如林、侵掠如火、難知如陰、不動如山、動如雷霆。」
(故に其の疾きこと風の如く、其の徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、知りがたきこと陰の如く、動かざること山の如く、動くこと雷霆(らいてい)の如し)
からの引用である。

参考

漢字の国日本のかっこいい四字熟語紹介 | おもしろお役立ちまとめ紹介のフラットまとめ


kanzakizz の最近のまとめ

日本人の大好きな魚介類タコ

寿司に刺身においしい高級二枚貝の赤貝(アカガイ)

富山県の名物でもある小さいが美しく美味しいイカ☆ホタルイカ紹介

寿司に刺身に絶品☆ボタンエビ

幻と言われる高級海老ブドウエビ

もっと見る

kanzakizz の人気のまとめ

日本最大級のお出かけスポット紹介サイトスポスポシリーズ爆誕

全国お出かけスポット紹介のスポスポシリーズ

新時代を作るステキなキュレーションサイトのフラットまとめ

佐賀市の街おこしご当地グルメにもなったシシリアンライス

天ぷらとごはんをおいしく食べる天丼

もっと見る

人気のまとめ