中国から日本各地に謎の種届く植物防疫所が注意喚起「開封したり植えたりしないで」
更新日:2020-08-01 04:31:39 10904
「植物の種子のようなものが入った国際郵便が届いた」との相談が各地の消費生活センターに寄せられている。中国から送られたとみられ、狙いは不明だ。農林水産省によると、一部はネギの種とみられ、30日に「有害な病害虫が付着している可能性がある」として、植えずに相談するよう呼びかけを始めた。同様の事例は米国でも相次ぎ、米農務省も注意を呼びかけている。
28日に国際郵便の白い封筒(縦約16センチ、横約12センチ)が自宅に届いた神奈川県三浦市の男性(68)によると、中には透明の袋に種子のような物が100個ほど入っていた。封筒には「CHINA POST」と書かれた伝票が貼られていたが、そこに差し出人の名前はなく、英語で「広東省深圳(しんせん)市」とだけ表記。中身は英語で「宝石」と記され、宛先欄には男性の住所、名前、携帯電話番号が正しく書かれていた。請求書などは入っていなかった。
男性は「通販で間違えて頼んだものかもしれないと思って開いた。庭にまくことも考えたが、『危ないかもしれない』と思い直して三浦市役所に連絡した」と話す。
植物防疫所は30日、注文していない植物が郵送されても開封しないよう注意喚起を発表した。
報告があがっている事例の植物は検疫を受けていない場合が多く、本来は日本に持ち込んではいけないもの。開封したり植えたりすることなく、そのままの状態で最寄りの植物防疫所に相談するよう呼びかけている。
横浜植物防疫所の業務部担当者によると、過去に似たような事例はないという。また、検疫していない種の危険性について、「海外には植物に有害な病害虫が発生していて、日本で発生していない病害虫が侵入しないように、検査を受けていない物を持ち込んだり植えたりしないよう注意喚起している」と説明。なお、これらの植物の種類については、「わからない。植物の種は似たような物が多くて、種だけで判断するのは困難」だとした。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)




みんなのコメント
毒でも入ってるんじゃないの?
植えて育ってその植物が何らかの毒物を撒き散らす、それか繁殖力が凄くて既存の植物に絶滅の危機を与えるような危険な植物とかね。
詐欺行為の一環では?と報じられてもいるけれど
戦争目的で中から更に混乱を撒き散らす作戦にも使われたり手段の一つにもなるので、注意どころか危機的状況だったりもする。
あちらからの郵便物は全チェックした方がいいのでは?
古典的な手口だが、ウィルスが付いてるのでは?変な物が生えてくるのでは?など、相手を混乱させる事ができる良い手だ。本当の狙いは別のところにあるかも。葉っぱを隠すときは森に的な事も注意が必要。中国は油断ならない。
アメリカのニュースは知っていたが、日本にも届いていたとは。
公式見解が農水省から出てないから判断できないが、かなり危険な植物の種子といううわさもある。
一日でも早く解析して、国民に周知しないとやばいのでは?
それにしても、中国は各方面に色々と攻撃仕掛けているけど、本気で戦争を仕掛けてくるつもりなんだろうか?
これはテレビやラジオ、ネットを通じて政府が正式に注意喚起すべき事案。
繁殖力の強い有害な植物だった場合取り返しのつかない事態になりかねません。
有害植物のジャイアントホグウィードの種だそうです
光毒性があり、樹液だけでなく種にも毒はあります
絶対に触ってはなりません
詳しくは下の説明を見てください
ジャイアント・ホグウィードの樹液には光毒性の物質が含まれており、樹液が皮膚に付着したまま太陽光か紫外線を浴びると、深刻な植物性光線皮膚炎を引き起こす。まず、皮膚が赤く腫れ上がり、痒みを引き起こす。そして48時間以内に水疱を生じさせる。それらは最後には、黒から紫色の傷として数年間もの間、肌に残り続ける。そのため、入院が必要とされている
更に、僅かな量でも眼に樹液が入ってしまうと、一時的、もしくは恒久的な失明の原因となる
これらの症状の原因は、ジャイアント・ホグウィードの葉、根、茎、花、種に含まれるフラノクマリン類の有機化合物である。フラノクマリン類の有機化合物は、上皮細胞の細胞核へと侵入し、細胞を死に追いやる。
有害植物のジャイアントホグウィードとは?
農水省「植えないで」