冬に多発する火事 原因と対策 消火器の正しい使い方などのまとめ
更新日:2020-11-02 00:38:59
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冬に火事が多いとはよく言われますが、本当に火事は冬に多いのでしょうか。
データを見るあたり、消防庁の「平成30年版消防白書」に火事が発生した原因や件数などがまとめられていましたので、こちらのデータを見ていきましょう。
消防庁が季節ごとの出火件数をまとめたデータを見ますと、空気が乾燥する12~2月の冬季で全体の出火件数のうち3割近くの火災が発生し、また同様に空気が乾燥している3~5月の春季も全体の出火件数のうち3割を占めています。
つまり、空気が乾燥する季節だけで年間出火件数の6割の火災が発生しているとわかります。
ちなみに、林野火災では1年で3月に1番火災が発生し、4~5月もまた火災が多く発生します。
こちらは「降水量が少なく空気が乾燥し強風が吹く時期」のため林野火災が発生しやすいそうです。
春こそ火事に注意
総務省消防庁が毎年発行している消防白書によれば、火事は年を追うごとに減ってきていますが、それでも全国で年間3万件以上起きています(平成27年度は約3万9000件、平成28年度は約3万6000件)。つまり、1日に100件、15分に1件程度のペースで出火していることになります。その中でも春は、冬を抑えて最も火事の多い季節なのです。
冬に火事が増える理由
冬の時期になぜ火事が起こりやすいのか。
その原因は主に2つに分かれます。1つは乾燥する気象条件、もう1つは寒くなるにつれストーブなど暖房器具を使う機会が増えますが、暖房器具などの消し忘れなどから火災が発生するためです。
一年の中でもっとも乾燥しやすい季節は冬です。空気が乾燥していると火が付きやすくなり、さらに火が燃え広がりやすくなります。
また、寒さ対策のため石油ストーブや電気ヒーターなどの暖房器具を使用する機会が増え、それらが出火原因の主要因にもなっています。
火事の主な出火原因
平成29年度の総出火件数は39,373件で、そのうち失火による火災は全体のおよそ70%です。
火災の多くは火気の取り扱いの不注意や不始末から発生しており、出火原因別にみると1位「たばこ」、2位「放火」、3位「こんろ」、4位「たき火」、5位「放火の疑い」が上位となっています。
さらに総出火件数を火災種別で見てみると「建物火災」が最も多く、建物火災における出火原因としては「こんろ」「たばこ」「ストーブ」が多くなっています。(放火を除く)
「放火」及び「放火の疑い」の合計は増加
放火による出火件数は、おおむね減少傾向が続いており、平成29年中の放火による出火件数は3,528件と前年に比べ減少しているものの、全火災の9.0%を占めており、これに放火の疑いを加えると5,833件で、前年に比べ増加し、全火災の14.8%となっている
次に、放火及び放火の疑いによる火災を発火源別にみると、ライターによるものが全体の29.0%と最も多くなっている(第1-1-5表)。
また、放火及び放火の疑いによる火災1件当たりの損害額を時間帯別にみると、0時~2時の時間帯で損害額が多くなっている
























冬に火事が多いって本当?