実はあった自殺の前兆のサインと防止方法
更新日:2020-11-21 01:00:19
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自殺しようとする人は、「死にたい」という思いを直接口にしなくても、間接的な方法で事前に周囲に漏らしているものです。
そのきざしともいえるサインを早く見つけることが、自殺を防ぐためにはとても大切です。
このようなサインは、なかなかわからないこともありますが、「これまでと何だか違う」という、ちょっとした変化を見逃さないようにすることが大事です。
「ストレス」から「鬱状態」に進み、「鬱状態」から「自殺企図」へ繋がるのです。
このような流れを十分理解しておく必要があります。
鬱状態は「心の病気」で、風邪のように誰でも罹る可能性がある病気ですし、適切に治療すれば直る病気です。
しかし、鬱状態になりますと本人は引きこもりがちとなりますし、自分の「心の病気」に気付いていません。家族はどうしたらよいのか対応に苦慮します。
しかし、苦慮している場合ではありません。
自殺を疑わせるような言動の変化や徴候が多く現れてきたら、本人が拒んでも、家族は迷わず医療機関へ連れて行くべきです。
お年寄りの生活支援に関わる職員が、これらのサインに気づいた際はできるだけ早期に治療に結びつけることができるように本人を支える家族やその他の周りの方々と話し合って下さい。
それが最も有効な自殺防止策なのです。
自殺防止のための診断基準
世間では自殺は発作的に行われるという印象が強いようです。
しかし、実際にはそうではありません。ご遺族の方々は自殺者の生前の生活習慣や言動が変わったことに気付いていました。
他人には気付かれない些細な言動の変化でも、寝食を共にしている家族の方々は敏感に感じていました。
ご遺族の方々が気付いていた言動の変化を下表にまとめました。
家族の一員で以下の項目に当てはまる方はいませんか
1,最近友人や知人との付き合いは少なく、一人でいることが多い
2,最近ストレスになるようなことがあった
3,ここ3カ月、むやみに自分を責めたり、自信がなさそうな話しぶりや態度をしたり、あるいは暗い内容の話をしたりする
4,何か病気を苦にしているようだ
5,ここ6カ月の行動で、何か以前と変わったなと感じることがある
6,部屋や家にひきこもりがちで、外出するのがおっくうそうだ
7,ここ3カ月、眠れない日が多いようだ
8,すぐに興奮したり、落ち込んだり、気分の変わりやすい傾向があるようだ
9,ここ3カ月、あまり食欲がないか、あるいはやせてきたようだ
10, 精神科、神経科、あるいは心療内科を受診している
3~5項目該当:イエローカードです。早めに医療機関を受診して下さい
6項目以上該当:レッドカードです。すぐに医療機関を受診して下さい
次のようなサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。早い段階で専門家に受診させてください。
1 うつ病の症状に気をつける
2 原因不明の身体の不調が長引く
3 酒量が増す
4 安全や健康が保てない
5 仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
6 職場や家庭でサポートが得られない
7 本人にとって価値あるものを失う
8 重症の身体の病気にかかる
9 自殺を口にする
10 自殺未遂に及ぶ
自殺の前兆のサイン
いつもと違う行動がみられるようになります
・急にパチンコやギャンブルにのめり込む
・真面目な人が無断欠勤したりする
・部屋に引きこもる、口数が極端に減る
・周囲への関心がなくなる、新聞やテレビを見なくなる
・食事がおいしくない、食欲が減る
・深酒が増える、逆にお酒がまずいという
・性生活が急になくなる
・身だしなみに気をつかわなくなる
・一人でいるのを寂しがるようになる
・急に昔の思い出話を話し出したりする。
・少しのことで不機嫌になって怒りっぽくなる
・周囲の音に敏感になる
・交通事故や軽微なけがが頻繁におこる
・薬をためこむ
・包丁や紐を探したり隠し持つ
・自殺する場所を下見に行く
・手紙や写真の整理をしたりする
・大切なものを人にあげたり、整理する
・急に昔の級友や遠くに住む家族の消息を気にする






















自殺の前兆