言うほどハイカラではないハイカラ丼
更新日:2020-12-03 08:49:09 100076
たぬき丼(たぬきどん)もしくはハイカラ丼(ハイカラどん)は、日本の丼物の一つ。丼鉢に盛った飯の上に、具として天かす(揚げ玉)、または鶏卵でとじた天かすを乗せたもの。主に関東地方の蕎麦屋などで提供されている他、料理書籍や料理関係のウェブサイトなどで、簡単にできて満腹感の得られる丼物として紹介されている。滋賀県甲賀市信楽町のご当地グルメでもある。
天かすを卵でとじて具とした「たぬき丼」は、主に蕎麦屋などで親しまれている。
著作家の東海林さだおは、東京都渋谷区内の蕎麦屋で、このたぬき丼を食べた体験を自著『ゴハンの丸かじり』で紹介している。東海林は、汁を吸った揚げ玉と卵の食感、それらの具と飯の調和を「美味」と評価する一方で、食べ慣れている親子丼やカツ丼と比較し、衣の中身が無いことに多少の寂しさを述べている。また、たぬき丼を注文した際、周囲の客が誰も関心を示さなかったことから、東海林はたぬき丼を、東京の蕎麦屋ではごくありふれたメニューと見ている。
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参考サイト
手軽でおいしいハイカラ丼