年賀状 の一言に使える 四文字熟語のまとめ
更新日:2020-12-13 04:29:41 14958
「迎春」「賀正」などの賀詞は目下の人に対する表現
「迎春」「賀正」などの漢字1~2文字の賀詞を使う場合には十分に気をつけておきましょう。
この賀詞は、目上の人から目下の人宛の言葉です。職場の上司や目上の人にあてた年賀状に書くと、失礼にあたりますので使わないようにしましょう。
「迎春」や「賀正」は、デザインとして取り入れられていることが多いですよね。職場の上司や目上の人に送る年賀状として、これらの言葉がデザインされたものは選ばないようにしましょう。
もちろん、これらの言葉を年賀状に書くことも避けるべきです。
上司に年賀状を送る際の賀詞①「謹賀新年」
まず、年賀状にはあいさつ言葉がつきものだと思いますが、この賀詞には、マナーがあり、賀詞の中には、「賀正」などをあまり使わない方がいいということがよく言われますが、この賀正は目上の人が目下の人に対して使う言葉だからという理由があり、そのことに関してはあまり知られていないというのが現状のようです。
そういうところも加味してみても、この「謹賀新年」を使っていればまちがいないということのなのです。
挨拶には「謹賀新年」が無難で外さない!!
この賀詞には目上の人には、相手を尊ぶ漢字の「謹」が入っており、「謹賀新年」という賀詞はオススメだということです。
上司に年賀状を送る際の賀詞②「恭賀新年」
年賀状の冒頭に使用する祝いの語句を「賀詞」と呼びますが、漢字で一文字、二文字、三文字、四文字、さらに文章などがありますが、大きめの文字を使用して、 それぞれの意味を考慮して使わなければ失礼にあたりますので、気をつけましょう。
この「恭賀新年」という賀詞に使われている「恭」という言葉、目上の人には、「うやうやしい」という意味がり使用されている賀詞になりますので、「恭賀新年」というのも、オススメなものになります。
こちらも「謹賀新年」同様に無難な賀詞です!!
基本的には「謹賀新年」という言葉はよく目にすると思いますが、この恭賀新年はあまり見かけることはないと思いますので、こちらを使うことで少し、マナーをきっちりとわきまえたというのが、上司や目上の人に伝わりやすい賀詞だとも言えるでしょう。
上司に年賀状を送る際の賀詞③「謹んで初春のお慶びを申し上げます」
日頃から付き合いのある方はもちろん、お世話になっている方々へ、感謝の気持ちを込めて行う新年のあいさつでは、もっとも暖かい気持ちが伝わるのが、この「謹んで初春のお慶びを申し上げます」です。
この「謹んで初春のお慶びを申し上げます」という賀詞ですが、なにが良いかといますと、この”謹んで””お慶び”というのが、敬意を払っている言葉です
相手に対して敬意が伝わりやすい賀詞なんです!!
非常に、目上の人が好感を持てて、また四字熟語のような言葉ではなく、一つの文になっていることから、暖かみがある賀詞にもなりますので、こういった賀詞を活用することで、より気持ちのこもった年年賀状になりますので、是非参考にしてみてください。
職場の上司に送る年賀状に使える便利な四字熟語
・謹賀新年
・謹賀新春
・恭賀新年
・恭賀新春
職場の上司に送る年賀状では、以上の四文字の賀詞を使うのが一般的です。「謹(つつし)んで」や「恭(うやうや)しい」の言葉が入っているので、目上の方への賀詞として最適です。
職場の上司に送る年賀状の文章には是非この四文字熟語を使いましょう。
○年賀状で使う四字熟語
賀詞
年賀状は、まず賀詞や祝詞と呼ばれる新年を祝う言葉で始まります。代表的なのが「あけましておめでとうございます」で、それ以外にも種類は意外と豊富です。
・謹んで新春のお慶びを申し上げます
・謹んで新年のご祝辞を申し上げます
・初春のお慶びを申し上げます
・新年の御祝詞を申し上げます
4字熟語
・謹賀新年(意味:謹んで新年のお喜びを申し上げます)
・謹賀新春(意味:謹んで新春のお喜びを申し上げます)
・恭賀新年(意味:恭しく新年のお喜びを申し上げます)
・恭賀新春(意味:恭しく新春のお喜びを申し上げます)
・恭頌新禧(意味:恭しく新年の喜びをお讃え申し上げます)
・敬頌新禧(意味:恭しく新年の喜びをお讃え申し上げ奉ります)
・新春万福(意味:新しい年に幸福の多いことをお祈り致します)
・迎春万歳(意味:新年を迎えお喜び申し上げます)
・献寿歳旦(意味:元日の朝を迎えお祝い申し上げ幸運をお祈り奉ります)
・慶賀光春(意味:かがやかしい新春のお喜びを申し上げます)
・瑞祥新春(意味:新年を喜び吉兆をお届け致します)
・永寿嘉福(意味:長寿と幸運をお祈り申し上げます)
謹賀新年以外の年賀状用四文字賀詞の例。
一部には旧字体(例えば、万=萬)がありますが、旧字体で統一してもよいでしょう。
春風献上(しゅんぷうけんじょう)=春風をお届けします。
嘉祥陽春(かしょうようしゅん)=うつくしいあたたかな春をよろこぶ。
恭賀新正(きょうがしんしょう)=うやうやしく新たな正(かみ=正月)をいわう。
寿祥佳春(じゅしょうかしゅん)=うつくしい春をことほぎよろこぶ。
瑞光祥春(ずいこうしょうしゅん)=めでたい光が訪れる春をよろこぶ。
春光楽楽(しゅんこうらくらく)=春の光はうきうきして楽しい。
麗雅懿春(れいがいしゅん)=あざやかにしておくゆかしくうるわしい春である。
熈祥煌春(きしょうこうしゅん)=きらきら光る春を大いによろこぶ。
旺光韶景(おうこうしょうけい)=盛んに美しい光がさしこめるのどかな春の景色。
恭頌新禧(きょうしょうしんき)=うやうやしく新年のよろこびをたたえる。
敬頌新禧(けいしょうしんき)=うやうやしく新年のよろこびをたたえる。
実は、二字・四字の祝語は男性が使用するものとされています。女性の場合には、「あけましておめでとうございます」などの 文章のほうが良いです。
年賀状でよく見かける「賀」と いう文字も、基本的に目下の人に使う とされています。
ただし、謹賀新年など 「四字」にしたり、「文章」に含める場合は失礼に当たらず、問題なく使えるようです。
会社の上司や親戚の叔父さんなどの場合、「賀正」は控えるべきですね。
○職場の上司に送る年賀状に使える便利な四字熟語を紹介