痔瘻の手術手順、術後の副作用、手術費用、原因のまとめ!
更新日:2021-08-16 22:53:02 6334
1,お尻に脊椎麻酔の痛みを和らげる注射を二本打ちます。
まず右のお尻の上部に打ち、二本目を左に打ちます。二本目は看護師に少し痛いと言われて打たれます。
右の注射と比べると常につねられているような痛みがあります。
10分後に手術をするので注射を打った箇所をもんでおいて下さいと言われます。
2,手術室に移動し、脊椎麻酔を打ちます。
噂によると脊椎麻酔は万が一失敗すると、下半身不随になるネットで言われています。
また、凄い痛いという人がいますが実際はチクッとしてすぐ終わります。
3,痔瘻になった箇所を取り除き、縫います。
脊椎麻酔がすぐに効き、何をされているのかわからなくなります。
痔瘻の部分をレーザーメスなどでえぐり、表面を縫って終了です。
4,手術終了後すぐにおむつをして、病室に搬送されます。
手術後なんと尿道に管を入れてからおむつをします。
麻酔が効いているので尿道に管を入れられている感覚はありませんが、抜くときは時間が経っているのちょっとだけ痛いです。
手術直後
手術後病室に寝かされます。
おむつをして尿道に管を入れている状態で1日安静にし、翌日になると看護師が尿道に刺している管を抜きます。
後は麻酔が切れているので自力で歩き、シャワー付きのトイレに入り、おむつを捨てて手術当日に400円で買わされたナプキンを下着につけて穿くように指導されます。
もしおむつを取って、肛門周辺をシャワーで洗った後、床に血がボタボタとずっと落ちれいる場合はちゃんと縫えてない箇所がある可能性があるので直ぐに看護師に知らせます。
それは術後出血といってちゃんと縫えてない部分から血が漏れている状態なので、再び手術のやり直しです。
手術のやり直しなので、また脊椎麻酔を打って縫えてない箇所を縫い、尿道に管を入れておむつをして安静にするところからやり直します。
手術後2日
2日目おむつを取り管も抜いて、下着にナプキンを入れた状態で麻酔切れているの自由に動けます。
自力で食堂に行き朝食を取ります。
この時、目の周りが少し痛み出しますが、これは脊椎麻酔の副作用の始まりになります。
食後、抗生物質の点滴と水分補給のための点滴を打ちます。
朝昼晩の食事の後、痔の薬を飲みます。
10時に看護師が体温や体調や気分などを聞きくるので、ベッドに備わっている体温計で体温を測っておきます。
昼食を食べます。
14時に同じように看護師が体温や体調を聞きに来るので、体温を測っておきます。
お風呂は7時から16時までで好きな時に入れます
夕食を食べます。
20時過ぎに看護師が」体調などを聞きに声掛けに来ます。
21時に消灯します。
ちなみにテレビを見る場合、1000円のカードを買いテレビに差し込むと24時間見れるようになります。
洗濯はお金を入れるタイプで、100円から300円かかるので予め小銭を用意しておきましょう。
手術後3日
手術後3日から脊椎麻酔の副作用がひどくなってきます。
首と頭が痛くなり、吐きそうになります。
立つと気分が悪くなるので食堂まで歩けなくなります。
この状態になると看護師が食をベットまで運んでくるようになります。
後の予定は2日と同じで朝食後の点滴、」10時14時の体温や体調のチェックなどをします。
風呂は気分が悪くなるので入る気がしなくなります。
手術後4日
手術後4日以降も同じように副作用が起こります。
手術前は看護師があまり水分を取らないように言われますが、副作用の頭痛が出始めると自販機などでジュースを買って水分をたくさん取るように言われます。
手術後5日
手術後5日もしくは6日まで副作用の気分の悪さが続きます。
穿きそうなので食事もほとんど残すようになり、いつまで続くのか不安になりますが日の終わりに気分の悪さ急になくなります。
その翌日から看護師から試しに食堂に行って食べるように言われます。
頭はスッキリしませんが、首の痛みや吐き気がなくなるのでなんとか食堂に行って食べるようになります。
退院へ
朝食後の抗生物質の点滴は7日間打てば終わりになります。
副作用の頭痛もなくなってくれば、盛り返すことはなく、痛みはなくなって日に日に調子が良くなっていくと看護師に言われます。
頭痛がほぼなくなってきたら退院の日を看護師と決めます。
退院の日は朝食を摂り、医者の診察を受けて病室に待機します。
部屋で1時間位待っていると事務員が手術費用の明細書を渡されます。
手術費用は1週間入院して個室を利用した場合、10万円位です。
個室の料金は3300円で、相部屋は無料です。
相部屋の場合は7万弱になります。
退院の日に2週間分の痔の薬を渡され、薬がなくなる少し前に診察に来るように言われます。
痔になる原因は?
肛門の内側に出来る痔になるきっかけは、体への負担です。
8時間重いものを持つ仕事です。
重いものを持つときは、仙骨より下の下半身に乗せるようしましょう。
仙骨という骨一点で、背骨を支えており、下半身は重いものに耐える骨の構造になっていると思われます。
仙骨より上の腰椎の基準で重いものを持つと、背骨の骨の間にある背骨をつなぐクッションの役割をしている椎間板の圧迫されます。
長時間の腰への負担が原因で痔になる可能性が高まります。
女性の場合は出産の時に気張ることによって痔になります。
出産の場合、8時間の長時間労働の負担よりかなりきついものになるので、痔が一気に3か所位出来ることがあります。
出産の際に肛門に負担のかからない出産方法を調べたおいたほうがよいです。
痔になったときの食事は?
痔になった場合、香辛料の入った食べ物や、お酒類が良くないです。
下痢になりそうな食べ物に注しましょう。
反対に良いものは食物繊維の入った野菜や昆布などの食べ物です。
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