「海外密輸ルートでもあるのか」首ひねる捜査関係者…「柿の王様」の大量窃盗相次ぐ
更新日:2021-11-15 06:32:22 5959
岐阜県内で柿の窃盗被害が相次いでいることから、県警はJAぎふなどと連携し、パトロールの強化に乗り出した。
今年は1度に大量に盗まれる傾向にあり、柿を含む農作物の窃盗被害額は今年10月末時点で、昨年1年間の4倍超となっている。全国でも有数の柿の生産地である県内には広大な柿畑があり、県警は「警察の警戒だけでは限界がある。被害防止のために地域の目を光らせてほしい」と訴える。(乙部修平)
柿の窃盗被害をめぐっては10月18日、岐阜市の柿農家から、富有柿約6万個(約300万円相当)が盗まれたと110番があった。
24日にも、同市の別の農家から富有柿約600個(約7万円相当)の窃盗被害が判明。いずれも盗まれた柿は手の届く高さにあり、枝には刃物で切ったような跡があったという。今月に入っても、山県市で3日、干し柿用の渋柿計約7400個(約14万4000円相当)が盗まれていることがわかった。
捜査関係者は「これほど大量の柿が市場に出回れば、すぐに足がつくはず。海外への密輸ルートでもあるのか」と首をかしげる。一方、JA職員は「これまでの犯行は、本格的な収穫期の前に行われており、素人によるものでは」と推測する。
県警によると、県内では昨年、193件・114万円の農作物(枝豆やみかんなど)の窃盗被害があった。
今年は10月末までに149件・524万円の被害を確認しており、1度に大量の農作物が盗まれる傾向にあるという。大通りから離れた人目につかない畑が狙われやすく、県警は防犯カメラや柵の設置を呼びかけているが、農家からは「コストがかかる上、広大な畑全体をカバーするのは無理がある」との声も上がる。
JA職員によると、富有柿は味と食感のバランスがいいことから「柿の王様」と言われるほど、全国的に人気が高い。
また県の高級ブランド柿「天下富舞(ふぶ)」が10月、過去最高額の2個86万円で競り落とされるなど、県内の柿の人気は高まっている。JA職員は「地域全体で警戒を強めるほかない」とこぼした。
みんなのコメント
知り合いの農家も数年前に、ぎっくり腰で1週間圃場に行かなかったあいだに、ミカンを何百個ともっていかれたそう。
それは近所の民家の人で逮捕されたと聞きました。
外国人もだけど日本人でも盗っ人はいます。
同胞のお店に売っているのでしょうね。今は田舎に外国人が増えたので昔と違って怖いね。むしろ田舎の方がセキュリティが甘い分、危険かも知れない。
6万個は無茶苦茶だけど、他の被害は外国人コミュニティで分け合って食べるには丁度良い数字だね。
駅前のロータリーとかに、トラックで乗りつけて売っているのって怪しいと常々思っているのだが。(八百屋と違って一種類~二種類の果物しか扱っていないし、どこのどいつかもわからないし)
海外密輸の可能性はゼロでしょう。7400個の干し柿はコンテナ1本分も無く、輸出するほどの物量ではない。むしろ、仲間内で食べたり、闇で販売したでしょう。
Facebookの中に日本国内に住む様々な外国人コミュニティがあり、様々な物が日本国内で売り買いされてる。
たった6万個の柿なんて、簡単に捌けるでしょう!
豚の盗難事件で日本の警察は、とっくに目を付けてると思ってたけど、もしかして、まだ知らない?
国内で外国人向けの食料品店舗だって沢山あります。税務署と協働で捜査してください。
ネットの意見

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