小さい玉ねぎの苗でもたくさん収穫できる裏技
更新日:2021-12-04 23:07:07 2448
一般的に玉ねぎの苗の適正サイズは、茎の直径が6~8mmと言われていますね。
ところが自分で育苗する玉ねぎは、天候や種まきの時期などの影響で 十分な大きさに育たない場合があります。
そのような小さな苗の生育を促進させ、収量をアップさせる木嶋先生の裏ワザが、株間を通常の1/3ほどにして密植する「キツキツ植え」です。
キツキツ植えで育ちが良くなった玉ねぎでも、もとの苗がとても小さいわけですから特大サイズまで大きくさせることは難しいです。
しかしキツキツに植えることにより、面積当たりの株の数が増えますので、収量がアップすることになりますね。
一般的に玉ねぎの苗は、茎の直径が6~8mm程度が適正サイズで、株間を15cmにして植え付けますが、キツキツ植えは1/3狭くして5cm間隔にします。
なお、木嶋先生のお弟子さんであるカンダケンシさんの実験で、6mm程度の太さの苗を2本ずつ植える方法でも収量がアップする結果が出ています。
玉ねぎのキツキツ植え
玉ねぎのキツキツ植えは密植しますので、マルチは使いません。
玉ねぎの茎の直径2mm程度(つまようじくらいの太さ)の苗を、株間5cmで 白い部分を土に埋めます。
下で苗が浮かないよう、株元を手でしっかり押さえて苗と土を密着させるのがコツです。
玉ねぎの2本植え(ご参考)
玉ねぎの茎の直径が6mm程度(わりばしくらいの太さ)の苗を、2本まとめて15cm間隔で植え付ける方法も、収量がアップします。
小さい玉ねぎの苗でもたくさん収穫できる裏技「キツキツ植え」