巨大でおいしい南紀のめはりずし
更新日:2021-12-06 03:00:26 97891
まとめ
元来、麦飯の握り飯を高菜で巻き込んで作っていたが、現在はもっぱら白米を用い、酢飯を使うこともある。 また、奈良県の南東部に位置する下北山村では特産品の下北春まなの葉の漬物に白飯をくるんで食べる。高菜のような辛みが無いので、一味違った味である。一般的には酢醤油で食べられるが、マヨネーズと醤油で食べる事もある。
過去には丸新が調製販売する新宮駅の駅弁「めはり寿し」がとりわけ有名で、これにはゴマなどを加えた白米の酢飯(寿司飯)を使用し、大きさも小さめの俵型になるなど、列車内での食べやすさが考慮されていたが同社の撤退により2017年現在、和歌山県内で駅弁として入手出来るものは紀伊勝浦駅の駅弁販売業者川柳調製のもの(ただしめはりずし単品設定はなく、さんま寿司との詰め合わせの「紀の国」のみ)と県最北端に位置する和歌山駅の和歌山水了軒によるもののみ販売されている。
評判
参考
めはりずし(めはり寿司)は和歌山県と三重県にまたがる熊野地方、および奈良県吉野郡を中心とした吉野地方の郷土料理。高菜の浅漬けの葉でくるんだ弁当用のおにぎり。千貼り(せんばり)寿司、大葉寿司、高菜寿司、芭蕉葉(ばしょば)寿司と呼ぶ地域もある。弁当は熊野名産とされ、新宮市のものは特に有名であり、和歌山県の特産品として和歌山県推薦優良土産品に指定されている。