55年ぶりに登場の新制度の大学「専門職大学」
更新日:2021-12-29 18:16:15 93410
まとめ
大学のうち、「深く専門の学芸を教授研究し、専門性が求められる職業を担うための実践的かつ応用的な能力を展開させることを目的とするもの」をいう。したがって、実習や実験等を重視した即戦力となりうる人材の育成を目指す目的で設置される。一方で「大学」とあるとおり、専門学校(専修学校)とは異なり、一条校である大学の一種として開設される。新しい制度の大学が設置されるのは、1964年の短期大学制度導入以来となる。学位を得るのに必要な単位のうち実習が占める割合を3割から4割と定めており、これらの実習は企業などの現場で行われる。また、教員の4割以上を実務家が務める。
専門職大学(せんもんしょくだいがく、英: Professional and Vocational Universities (PVU))とは、2017年5月24日の学校教育法の改正によって設けられた日本の職業大学である。修業年限は4年で、卒業すれば学士(専門職)の学位を得られる。