インフレさせるべきという政府の庶民無視の妄言
更新日:2022-01-20 03:16:49 90651
経済学では、一定期間にわたって経済の価格水準が全般的に上昇することをインフレーション(英語: inflation、物価上昇、インフレ)と呼ぶ。一般的な価格水準が上昇すると、1単位の通貨で購入できる財やサービスの数が減る。その結果、インフレーションは1単位の通貨あたりの購買力の低下、つまり経済における交換手段や会計単位の実質的な価値の低下を反映する。インフレーションの反対はデフレーションであり、財やサービスの一般的な価格水準が持続的に低下することである。インフレーションの一般的な指標はインフレ率で、一般物価指数(通常は消費者物価指数)の長期的な変化率を年率換算したものである。
経済学者は、非常に高いインフレ率やハイパーインフレーションは有害であり、マネーサプライの過剰な増加が原因であると考えている。一方、低・中程度のインフレ率を決定づける要因については、より多様な見解がある。低・中程度のインフレは、財・サービスに対する実質的な需要の変動や、物資が不足しているときなどの供給可能量の変化に起因すると考えられる。しかし、長期的に持続するインフレは、マネーサプライが経済成長率を上回るスピードで増加することによって起こるというのが共通の見解である。
本来全世界で固定物価制で、世界統一の政府でもあって、貨幣基準の統一でもできればインフレもデフレも必要ないですが、もちろんそんなことはありえないので、景気拡大に伴って、市中にお金の供給が増えての、結果的によいインフレ、と言われるものが起きるのは仕方ないし、歓迎です。
しかし、日本の場合は、現状では、30年間、民間の給与は上がらないばかりか、ほぼ変わらない、なんなら税金、年金、保険料ばかり増えて可処分所得は減って、結果、デフレなくらいなのに、頭おかしい政府は、国の借金が実質目減りするからとインフレ目標ばかり掲げ、それに体よく乗って企業も賃上げはせずに値上げばかりして、支配者層ばかりが肥え太る結果となっています。
わかりやすいところでは缶ジュースの継続的な値上げ、食料品はお値段据え置きか安くなってると見せかけての、内容量の減少など、隠れインフレは進行し続けています。
まあとりあえずインフレインフレ言っておけば、まったく仕事しなくても大金がもらえ続けられる国会議員などは、庶民からただお金をむしり続けられますからいいですよね。
庶民の生活はただ苦しくなるだけというのに。
インフレとは