エアコンの使い方を見直そう!夏のエアコン代を節約する方法
更新日:2022-07-14 23:14:08 407
電気代がかかるものといえばクーラーや暖房機器などを思い浮かべそうですが、1位は冷蔵庫、2位は照明器具、3位がテレビとなっています。 意外にも季節家電のエアコンは4位という結果でした。 ①季節に関係なく年間を通して使用する②つけっぱなしにしている時間が長いという2点が挙げられます。
そのため、電気代が高くなる主な原因は、電気の消費量が多い家電です。 家庭で利用される家電のうち電気消費量が多い機器の上位は、冷蔵庫(14.2%)、照明器具(13.4%)、テレビ(8.9%)、エアコン(7.4%)となっています。 ここに電気便座(3.7%)と洗濯機(2.1%)を足せば、この時点で約50%。
風量設定は「微風」「弱風」「自動」のどれが一番省エネになりやすい?
じつは、風量設定を「自動」にしておくのが一番省エネになりやすい。 風量設定を「自動」にしておくと、部屋が冷えるまでは強風で、その後は微風というように、一番効率よく、部屋にいる人が心地よく感じるように風量を調整してくれる。
エアコンは、スイッチを入れてすぐのときなど「部屋をがんばって冷やしている」状態のときに、多くの電気を使うんだ。「微風」や「弱風」のままにしていると、部屋が冷えるまでの時間が長くなって、結果的によけいな電気を使うことになる。だから、最初は強風にしておき、部屋が冷えたら微風・弱風に切り替えてくれる「自動」がおすすめなんだよ。
こまめにスイッチを入れたり切ったりすると節電になる?
節電のために、こまめにスイッチを入れたり切ったりしているおうちはあるかな?「部屋がすずしくなったらエアコンを止めて、暑くなってきたらまたスイッチを入れて」とスイッチを入れたり切ったりするのは、エアコンに温度の調整をまかせるより、たくさんの電気を使っているかもしれないんだ。
じつは、エアコンはスイッチを入れてすぐのときなど「部屋をがんばって冷やしている」状態の時に多くの電気を使う。それにくらべると、設定した温度まで冷えた後、部屋をそのままの温度にしておくために使う電気は、とても少ないんだよ。 「暑くなってきたらまたスイッチを入れる」と、暑い温度から設定した温度まで冷やさないといけないから、多くの電気を使うことになるんだ。
部屋にいないときはスイッチを切って、部屋にいるときはエアコンに温度の調整をまかせるようにしよう。
長期間使わないときは電源プラグをぬいたほうがいい?
電気製品は、コンセントに電源プラグをさしていると、電源を入れていなくてもほんの少しだけ電気を使っている。これを「待機(たいき)電力」っていうんだ。
エアコンをつかわない季節や、旅行などでおうちを長い間るすにする時は、電源プラグをぬいておこう。
ただ、最近のエアコンのほとんどは、待機電力がわずかな量になっている。だからエアコンをよく使う時期には、電源プラグをぬいたりさしたりするんじゃなくて、さしたままにしておいてもだいじょうぶだよ。
旅行の時はプラグをぬこう
夏になる前に、エアコンの試運転を!
エアコンが真夏に壊れてしまうと、修理、もしくは買い替えまで、エアコンが使えなくなりますよね。エアコンが使えるようになるまでの間、暑くて過ごしにくいだけではなく、熱中症の危険もあるんです。
真夏にエアコンが壊れて、使えないことで熱中症になってしまうと、命の危険も。そのため、夏本番を迎える前にエアコンの試運転をして不具合の確認を行うことは、とても大事なんです。特に、小さいお子さんや高齢者がいる世帯は忘れずに試運転を行ってくださいね。身近で暮らしている高齢者だけの世帯も気にかけてあげましょう。
エアコンの試運転方法は?
エアコンの試運転は、以下の手順で行いましょう。
電源プラグをコンセントに差し込む。リモコンの電池をチェックする。
運転モードを「冷房」にして、温度を最低温度(機種によって異なる)に設定。10分程度運転する。
冷風がきちんと出ているか、異常を示すランプが点滅していないか確認する。
さらに30分程度運転し、室内機から水漏れがないか確認する。
異臭や異音がしないか確認する。
試運転のついでにチェックしておきたいこと
電気代は何が一番かかるの?