事故当時 洪水警報発表 奈半利川でアユ釣りをしていた男性死亡
更新日:2022-08-04 02:24:31 1540
31日、高知県北川村の奈半利川で、アユ釣りをしていた男性の行方が分からなくなり、1日、遺体で見つかりました。
死亡したのは安芸郡に住む60代の男性です。安芸警察署の調べによりますと31日午後1時半ごろ「知人がアユ釣りをしていたが姿が見えない」と通報があり、警察と消防、高知海上保安部が捜索。1日午前10時ごろおよそ6キロメートル下流の川岸で見つかりその場で死亡が確認されました。男性はライフジャケットを着ておらず、釣りをしていた時間帯には洪水警報が出ていたということです。
安芸警察署の管内では、先月にも、安田川でアユ釣りをしていた男性が死亡する水難事故があり警察が注意を呼びかけています。
仁淀川(高知)で水難事故の注意喚起
厳しい暑さの中川でのレジャーを楽しむ人も多いと思います。ただ、場所によっては「流れで足を引っ張られるような所もある」ということで、3日、高知県いの町の仁淀川で水難事故を防ぐ啓発活動が行われました。
(高知河川国道事務所 東泰志 河川管理課長)
「“銀橋”(仁淀川橋)のたもとの所で水の流れが速くなっている所がある。あと、急に深くなっているところもあるので、そういった所で溺れる方が増えているのでそういった危険個所はある」
国道33号=仁淀川橋のたもとは流れが速く特に危険な場所だといいます。また、上流にあるダムが放流している時は川の水位が上昇していて特に注意が必要だということです。
(消防士 藤原聖人さん)「流れが速いので“渦で巻かれる”、水面から下に足を引っ張られるような感じで溺れる可能性があるかもしれない。溺れている人がいたら助けには絶対行かないで、周りの人に助けを求めるかすぐ119番して消防に助けを求める」
高知河川国道事務所は、「川で遊ぶ際は、上流の天気やダムの放流状況などに注意しライフジャケットを着用してほしい」と呼びかけています。
みんなのコメント
船釣り以外のライフジャケットは自己責任、死にたくなければつけるべし。
サーフでの釣りはいらないかもしれないが、立ちこんだり足元の水深深いなら付けるのが当たり前。
釣りをしている場所で雨が降っていなくても上流では降っている。
川のレジャーは十分注意をしないと。
友釣りって増水して濁ってたりすると釣りにならないんじゃないの?
アユって事は苔で滑るだろうし増水してたら相当ヤバいでしょう。
知人の釣り好きの人も台風の時に海釣りに行って死にかけた話が武勇伝だし、そういうものなのでは。
趣味に殉ずるのは本人としては本望なのでしょう。
アユ釣りをしていた男性死亡