これで合格! 主要科目参考書・勉強法 2ch大学受験板まとめ
更新日:2018-02-25 01:07:02 195353
まとめ
現代文
基本は教科書。教科書ガイドを用意しながら読む。
語彙を増やしつつ、読書量を積むことを心がけること。
その際、読む本が文学・小説に偏りすぎないよう気をつけること。
新書や学術文庫などにも意欲的に手を伸ばしたい。
あせって大学入試用の参考書に手を出す必要はなし。
(もし大学入試現代文がどういうものか早いうちに知っておきたい人は『田村のやさしく語る現代文』(代々木ライブラリー)や
『入試現代文へのアクセス』(河合出版)あたりをかじってみてもいい)
【偏差値40未満の受験生】
おそらく、語彙力も読書量もそれまでの蓄積が足りず、
文章を読んでも何がなんだかわからないような状態だと思われます。
こういう人はまず活字慣れをするところから始めた方がいいでしょう。
漢字(書き取り・読み方)や言葉(慣用句・ことわざ・故事成語・四字熟語、等)の問題集を1冊仕上げたり、
現代文用語集を読んでいったりして、語彙力をつけましょう。
またそれと並行して、国語の教科書を教科書ガイドつきでもう一度読み直したり、
『高校生のための批評入門』(筑摩書房)などの解説の詳しいアンソロジー集を読んだりして、
活字を読むことに慣れるとともに、そこに出てくる論点について自分の頭で考えてみることが大事です。
【偏差値40~50の受験生】
こういう人の多くは、入試現代文がどういう教科なのかまだあまり把握できてない人のようです。
入試現代文の基礎を教え次へとステップアップさせてくれるような参考書に手を出してみるのがよいでしょう。
・『田村のやさしく語る現代文』(代々木ライブラリー)
・・入試現代文の特徴の説明から問題の解き方の基礎まで、語り口調で解きほぐしてくれる。
・『入試現代文へのアクセス』(河合出版)
・・基礎レベルの問題を、正攻法で詳しく解説してある。現代文重要語句を多く説明してあるのもよい。
『やさしく語る』と『アクセス』を併用し、
前者で設問の解き方を、後者で文章内容の追い方を掴むのがよいのでは…という意見が多いようです。
このへんの人は基礎力はある程度持ってるはずなので、
方法論をしっかり固める参考書をやって、過去問演習に繋ぐ土台を作っておくといいでしょう。
・『新・田村の現代文講義1』、『新・田村の現代文講義2』(代々木ライブラリー)
・・入試現代文の構造について説明しつつ、現代日本語の文法構造に従って問題を読み解いていく。
センターのみや中堅私大までの人は「1」のみ、二次・上位私大もある人は「1→2」とやるといい。
・『入試現代文へのアクセス 発展編』、『現代文と格闘する』(河合出版)
・・前者は姉妹書『入試現代文へのアクセス』の続編だが、本書からでも無理なく取り組める。
「アクセス」よりも高度な問題をわかりやすく解説。
・・後者は変な受験テクニックは微塵もなし。正攻法一本で現代文の内容理解に迫ろうとする参考書。
問題数は多くはないが、解説が非常に濃く、量が充実している。
要約を多く取り入れているのも特徴。
・『入門編 現代文のトレーニング』、『必修編 現代文のトレーニング』(Z会出版)
・・前者はZ会・代ゼミで長年教鞭を執られた堀木先生のエッセンスが詰まった参考書で、
現代文の本当の意味での基礎力をつけたい受験生がおもな対象。例題18問+実戦問題1問。
段落分け、指示語、空欄補入、傍線部説明、内容判定問題、要約などなど現代文の基礎を
オリジナル問題を使いつつ懇切丁寧に解説。その充実した解説量には圧倒されるだろう。
Z会の参考書らしく「入門」といってもかなり骨があるので甘く見ないこと。
・・後者は近年の過去問から16問を選びテーマ別に分類して、
設問解法・内容解説・文章テーマという三方向から非常に詳細な解説を加えたもので、
近年の入試に対応した、より実戦的な参考書だと言える。
「入門編」が終わった人が過去問に繋ぐのに適していると思われる。
この辺をしっかりやり通すことができれば、ほぼどの大学の問題にも太刀打ちできる土台はできるはずです。
あとは過去問や問題集で演習を繰り返せばOK。
Q.理系でセンター試験しか現代文を使わないのですが、対策はどうすればいいですか?
過去問だけやってればいいですか?
A.センター現代文って、かなり厄介な教科です。
実はセンター現代文は、問題文自体の難易度では
そこらの大学の2次試験の現代文並み、あるいはそれ以上の難易度の高さなのです。
というのも、センター試験はその特性上全問マーク客観式問題であることを強いられるので、
出題者は問題の難易度を上げるために、硬くて読みづらい文章を問題文として採用するからです。
現代文が苦手な人がただ漫然とセンター過去問だけやってても、問題文の内容が理解できず、
結局いい加減に適当に選択肢を選ぶことを繰り返すだけに終わってしまい
全然現代文の力がつかない可能性があります。
もし必要性を感じたならば>>2-3にあるような参考書を使って方法論や知識を身につけ、
次に『きめる!センター国語 現代文』(学研)などの参考書でセンター試験の特徴とその解法を学んだ上で、
センター過去問に取り組んでいったほうが、成績の上昇に結びつきやすいと思います。
古文
望月古典文法講義の実況中継or土屋の古文公式222or望月光のいちばんやさしい古典文法の本〔学校配布の文法集でも可。他に>>2の文法を参照〕
↓↑
重要古文単語315or土屋の古文単語222orマドンナ古文単語230〔学校配布の単語帳でも可。他に>>3の単語-基礎(200語程度)を参照〕
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{古文解釈はじめの一歩or土屋の古文講義1・2〔他に>>4の解釈を参照〕}
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{古文上達基礎編45orマーク式基礎問題集〔他に>>5の問題演習-初級を参照〕}
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{中里の即決センター古文or古文が面白いほどとれるor決める!センター古文〔他に>>4のセンター対策を参照〕}
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~~~~~~~~~~~<センターライン>~~~~~~~~~~~
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古文上達56or中堅私大古文演習or1日1題30日完成古文[上級](or入試精選問題集)〔他に>>5の問題演習-中級を参照〕
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~~~~~<センター満点目標/二次・上位私大ライン>~~~~~
↓
{読み解き古文単語or実戦トレーニング古文単語〔他に>>2の単語-発展(600語程度)を参照〕}
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<国立向け>得点奪取or1日1題30日完成国公立大の古文〔他に>>5の問題演習-上級を参照〕
or
<私立向け>最強の古文or入試精選問題集or1日1題30日完成私大の古文Ⅰ〔同上〕
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~~~~~~~~~<難関大で得点源ライン>~~~~~~~~~~
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志望校の過去問へ
漢文
漢文ヤマのヤマor漢文の基本ノートor頻出漢文のルール〔学校配布の句形集でも可。他に>>11の基礎~センター試験を参照〕
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{漢文重要単語集〔他に>>11の漢文単語を参照〕}
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{マーク式基礎問題集or宮下のまかせろ!即解センター漢文(or入試精選問題集)〔他に>>12の問題演習-センター試験・私大を参照〕}
↓
~~~~~~~~~<センター・私大ライン>~~~~~~~~~~
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漢文道場or入試精選問題集or1日1題30日完成漢文[上級]〔他に>>12の問題演習-二次試験・ハイレベル私大を参照〕
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~~~<センター満点目標/二次・難関私大で得点源ライン>~~~
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{中野のガッツ漢文〔他に>>11のハイレベル・二次試験を参照〕}
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得点奪取or1日1題30日完成国立大の漢文〔他に>>12の問題演習-ハイレベル二次試験を参照〕
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~~~~~~~~~<難関二次で得点源ライン>~~~~~~~~~
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志望校の過去問へ
国語