バスについて、いろいろ調べてみた
更新日:2020-12-13 12:03:13 380194
バスの起源は17世紀にフランス・パリで運行されていたフランスの馬車だと言われています。当時の運賃が5ソルであったため、「5ソルの馬車」と呼ばれていました(ソルとは当時の通貨で1ソルが20分の1リーブルに当たります)。
バスの起源は、17世紀にフランスで登場した「5ソルの馬車」です。運賃が5ソルだったために、このような名称となりました。この馬車が登場した背景には、パリでは馬車を所有できるのが、王と貴族だけだったことが挙げられます。
日本のバス運営開始は明治時代!9月20日は「バスの日」
9月20日は「バスの日」です。1987年、全国バス事業者大会で定められました。もちろんそれには理由があり、明治時代の京都を走った「蒸気自動車」へさかのぼります。
明治時代では、車両の事故や同業である乗合馬車屋からの妨害があり営業が難しかったと言われています。大正時代に入ると自動車の性能が上がると同時に信頼性も高まり、全国的にバス事業が広がりました。
明治時代. 明治35年頃に大阪で製造された石油発動車を使い、明治36年に乗合自動車を営業運行したと推察されています。 これがおそらく日本で初のバス事業の始まりです。
バスのエンジンはほぼディーゼルエンジン
ディーゼルエンジンといえばトラックやバスなど大型車両のエンジンという認識が浸透している。
ディーゼルエンジンの特徴は、低回転から力強いトルクを発生させることができることです。また、熱効率が良いため燃費がいいのも特徴としてあげられます。
乗用車はクリーンディーゼルが大きくアピールされていますが、トラックやバスではそういうアピールがありませんね。それは「クリーンディーゼル」という言葉が、「排出ガスがクリーンなディーゼルエンジンを搭載したクルマ」という意味ではないからなんです。
燃費は悪いけど、長年走り続けることができる!
メーカーやモデルによって差はありますが、マイクロバスの燃費は7.40(km/ℓ)~10.2(km/ℓ)、平均で8.6(km/ℓ)という結果でした。
実測値で燃料(軽油)1リットル当たり7.1キロメートルの燃費。これがコンパクトカー15台分以上の車両重量である大型観光バスが記録した高速巡航時の燃費数値だ。
バスの場合は、街なかを走る一般路線タイプの車両が50万kmから100万km前後、観光・高速路線タイプの車両が100万kmから200万km走ることができるといわれています。
災害時でも大活躍!
三菱ふそうトラック・バスは、災害時の救援車両の提供や開発に力を入れている。
非常事態時に活躍することを期待され開発されたのが、三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、三菱ふそう)と国士舘大学が共同で提案する「Canter ATHENA(キャンターアテーナ)」です。
バスの起源は、17世紀フランスの「5ソルの馬車」